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2017年12月 冬の薬膳 日本型薬膳料理

未病の極意

 食事の時に、野菜からから食べると食後血糖の上昇が抑えられるといわれています。それでは肉や魚などの蛋白質は食べる順番と食後血糖は関連するのでしょうか。そこで、炭水化物と蛋白質の食べる順番を変えながら、食後血糖を検討した研究があります。
食事パターン①:チャバタ(オリーブオイルをつけたパン)とオレンジジュースを10分で食べ、10分の休憩を挟み、10分で鶏肉とサラダを食べる。
食事パターン②:鶏肉とサラダを10分で食べ、10分の休憩をはさみ、チャバタとオレンジジュースを10分で食べる。
食事パターン③(サンドイッチ):鶏肉とサラダをチャバタに挟み、サンドイッチをつくった上で、サンドイッチ半分とオレンジジュース60g(半分)を10分で食べ、10分の休憩を挟み、残りのサンドイッチ半分とオレンジジュース半分を食べる。
結果は、食事パターン②が最も食後血糖が低い値を示しました。その理由として最初に蛋白質を摂取することで食べ物の胃排泄遅延が起こることが要因ではないかと考えられています。これまで食べる順と食後血糖の関連を検討した日本の研究でも、米→魚に比べ、魚→米や、肉→米の順では食後の血糖上昇が抑制されました。日本の懐石料理はまさにこの順となっています。血糖が心配な方は、野菜や蛋白質の食べる順番を少し考えてみられたらどうでしょうか。

健康一口メモ

栄養・運動・休養は健康の源です。
このコーナーでは、世界の最先端の栄養・運動・休養に関する情報をお届けします。
是非、健康生活の参考になさってください。

  • やはり持つべきものは友

    80歳以上ですばらしい記録力を発揮している人は、友人を持っていることが影響しているという米国の研究報告です。31名のスーパー記憶老人と19名の平均的な記憶力をもっている老人について、精神的健康に関する6つの内容(①自律性、②他者との良好な人間関係、③環境制御力、④個人の成長、⑤人生の目的、⑥自己受容(自己を受け入れること))を調べて比較をしました。ここでいうスーパー記憶老人とは記憶力テストによって50歳代から60歳代の人と同じ記憶力を持っていると診断された人です。6つの精神的健康に関する内容の中で、他者との良好な人間関係を持っている人はスーパー老人の方が有意に多い結果でした。他の5つの内容には大きな差はありませんでした。どうも記憶力や認知機能には、信頼できる友人を持つことが重要のようです。

    PLOS ONE October 23, 2017

  • 嗅覚は認知機能に関係している

    高齢者では匂いを嗅ぐ能力が認知症の発症と関連があるのではという米国の研究報告です。57歳から85歳までの成人約3000名を対象に5つの匂い(①ペパーミント、②魚、③オレンジ、④バラ、⑤革)を嗅いでもらい識別できるかどうかテストを行いました。その結果、78%の人は5つのうち4つ以上の匂いを識別でき、14%の人は3つの匂い、5%の人は2つの匂い、2%の人は1つの匂いが識別できましたが、1つの匂いも識別できなかった人が1%いました。5年後に認知症の発症を調査すると、1つまたは2つの匂いしか識別できなかった人の約80%が認知症と診断され、発症率は3つ以上匂いを識別できた人の2倍を示しました。匂いは認知機能のよい指標となることが示唆され、嗅覚は五感の中でも重要な感覚ではないかと思われます。

    Journal of the American Geriatrics Society 25 September 2017

  • やはり夜食は食べない方がいい

    私達の身体は24時間周期の生物時計によって制御されています。しかしこの制御状態を壊す習慣(たとえば夜食を取る)を続けると、血液脂質にどのような影響を及ぼすのかを動物実験で検討したメキシコの研究報告です。ラットが休息期に入る直前(人間でいえば寝る前)に脂肪を与えると、活動を始める(人間でいえば朝)ときに比べ、血液中の脂質の濃度が急激に増加しました。しかし、ラットの脳の24時間周期を制御する部位を取り除くと、血液中の脂肪の濃度に差はみられませんでした。つまり、生物時計で休息期に当てられている時期に食事をとるような活動を行って休息制御を乱すと、脂質に大きな影響が出るということです。睡眠するべき時間にはできるだけ食事はせずに休息をすることがやはり大事なようです。

    Exp Physiol DOI: 10.1113/EP086026 (2017)