カルシウムをバランスよくとる：とびこのせシュウマイ：ツバメガスフロンティア料理レシピ集

中村学園大学・短期大学部　教授
管理栄養士、調理師
著書：基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数

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毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
1月のふるさとの味	1日350gの野菜を	子供の食と健康	カルシウムをバランスよくとる

鴨鍋	かんたんオムライス	フワフワオムレツ	とびこのせシュウマイ

カルシウムの吸収を効率よくするものとは!!　

エネルギー
285kcal

塩分
1.2g

食物繊維
0.2g

カルシウムを食べて骨が形成されるまでには、多くの栄養素の助けが必要となります。
まず、カルシウムが小腸で吸収されるためにはビタミンDが必要です。
また、骨の形成にはリンやマグネシウムが不可欠の栄養素で、吸収されたカルシウムが骨に沈着して、丈夫な骨になるまでには、ビタミンCと鉄、ビタミンKと亜鉛も必要になります。さらに、骨を形成するためには十分な酵素を合成する良質のたんぱく質も必要となります。
カルシウムを多く含む食事をして、バランスよく他の栄養素も摂ることが丈夫な骨を作ることになります。

料理アドバイス

えびをつぶすときは、少しツブツブ感が残る位にするつぶす方がおいしい。さらに、ねばりけがでるまで、よく混ぜること。

＜とびこのせシュウマイ＞（5人分）
焼売皮	25枚
豚ひき肉	200g
むきえび	150g
たまねぎ（ミジン）	200g
白ねぎ（ミジン）	100g(1本)
片栗粉	63~72g (大さじ7～8)

【A】
酒	75cc
醤油	10cc
塩	5g(小さじ1)
胡椒	少々
砂糖	小さじ1

とび子（とびうおの卵)	50g
辛子酢じょうゆ	適量

＜作り方＞

むきえびは塩小さじ1を入れてよくもみ水洗いをして、包丁の背でつぶすかフードカッターにかける。
(1)に豚ひき肉、たまねぎ、白ねぎ、片栗粉、【A】の調味料を入れて混ぜ合わせる。
(2)を25等分に丸めて左手に皮をのせて具を入れ包み込む
蒸し器にアルミ箔をのせ、油を塗り(3)を並べて強火で15分間蒸す。出来上がりにとびこをのせ、辛子酢じょうゆを添えて供する。